気を引く言葉

人は「この時しか手に入らない」と思うと、飛びつく傾向にあります。
モノを売りたいとき、これを使わない手はありません。

先日、クライアントさんから「あと数点が売れ残ってしまって……」という相談がありました。
今までずっと売ってきているので、「期間限定」は使えません。「レア」なものでもない。
では、どういう言葉を使いましょうか。

「〇月から販売していた商品が、おかげさまで徐々に人気となり、あと3点になりました。再販の予定は決まっていません。」

この文章を足してもらっただけで、ずっと売れ残っていた商品が1日で完売しました。

 

買ってもらえる言葉を選ぶ。|現役書籍専門ライター戸田美紀が教える 文章力センスアップ講座

人は、限定に弱いんだ。

あと当然そうなる、という肯定の前提で物を見たときに、人は動くんだね。

 

人気商品のため、あと3点しかありません。再販の予定はありません。

だ売り手が必死で書い手を急かしている感じになる。買うほうにしてみれば自分の選択に強制的に介入された感じになるんだ。さっさと買わないとなくなるぞ!さあ、買えよ!ということだもの。

 

あなたのおかげで、人気になりました。あと3点あります。再販の予定はありません。 

これだと売り手に余裕がある感じがする。だから買い手に選択権をゆだねることができる。言い換えると、

あなたのおかげで、人気なりました。ありがとうございます。まだ、あと3点ありますので買っていただけます。人気なので再販の予定は決まっていません。どうしますか?

 

商品購入の選択権が相手にあるんだ。そして、売り手の商品に対する自信が伝わって、そんなにいいなら、と逆に買いたくなる。

 

あなたのおかげで売れました。ありがとう。あなたのためにまだ3つあります。人気なので再販の予定はありません。

語り口をすべて買い手からの視点にして、相手を尊重している感じを作り出し、この商品が当然売れるであろうと思わせる感覚を文章で作るんだね。