よしなしごと

こころのこととか、前者後者論とか、好きなひとのこととか

実感。。。

梅田幸子さんという方の原始反射の統合の講習会に行ってきた。原始反射というのは、赤ちゃんがお腹の中にいるときに自分の身を守るために無意識に行っている動きのことらしい。

原始反射が残っていると発達障害が起こってきたり、生きづらさにつながるとのこと。

 

なんかよくわからないけど、結果的に行って正解だった。人への恐怖心みたいなのが、ふわっと消えて、前よりも人に近づきやすくなった気がする。心理的な壁がなくなった、というか。自分が人に近づいて大丈夫かどうか、すごく緊張して人の顔色を窺ってたのだけど、(自分がそこにいられるかどうかが、相手ありきで決まる、みたいな感覚があった、特に知らない相手だと。相手が明らかにこちらに好意を示してたら近づけるけど、普通にしてたらどこまで近づいていいかわからない感じ。)自分は自分、相手は相手って切り分けられたような。

 

近づいていいんだ、とか話していいんだ、とか、相手にすべて合わせる必要はないんだ、自分で決めていいんだ、ってことがようやっと腑に落ちた感じ。また恐怖感が戻るかもしれないけど、統合された感覚は覚えていて、そこまでは自分でしても戻るらしいので、やり続けてみようと思う。

体がほわっと暖かくなったし、知らない人ばかりで恐怖で縮こまっていた体が終わった後はすごく緩んでいた。

 

 

自分が怯えてるだけで、ポンコツでも、人は意外に受け入れてくれるものだ、ということを学んだ一日だった。

 

自分のへこみを打ち明ければもっとなにか違った展開があっただろうと、もしかしたら、悩みの解決策、もしくはアドバイスが頂けたかもしれないなぁ、と。そうでない可能性もあったけれど、それはそれとして、やってみる価値はあったなぁ、と。もったいないことしたなぁ、と思った。

 

主催の方がフランクに参加者に質問して、参加者もそれに答える雰囲気があったので、今まで自分から人を怖がって全然話せなかったのが、もったいないことしてたかもなぁ、って。なんか自分がすごく緩んだ感じがした。

 

知らない人ばかりの集まる場に行くのって、いつも清水の舞台から飛び降りるみたいなすごい勇気を必要として嫌々行ってたんだけど。ただ単に自分がその場にハマるというか、沿うように行動しなければならないって思い込んですごく自分をギチギチに緊張させてたんだなぁ。

 

そんなに人は自分を嫌ってない、自分が自分を隠したいから話せないだけ、というのを講座を反芻して実感している。