よしなしごと

こころのこととか、前者後者論とか、好きなひとのこととか

人にものを提供すること、自分のお気に入りを勧めること

人に何かを勧めることに対する恐怖心ってあるなぁ。人の期待を裏切れなくて、絶対に満足してほしいから、満足してほしいという期待が強すぎるがゆえに、人に何かを勧めたり提案したり、売ったりできないの。

 

自分が勧められた立場のとき断れないというのも影響している気がする。気軽にこれいい、嫌って言って断れない。相手の気持ちを考えてなんとか受け取ろうとしてしまう。たぶん、相手に断られてもいい、とか相手からクレームが来てもいい、信用できない奴と思われてもいい、と覚悟を決めれば人にものを勧めることがこんなに重くなくなると思う。

 

自分の感覚に対する信用がないせいでもあると思う。客観的に見られないから、自分がいいと思うものが相手にとってもいいものかわからない。自信がないから相手に勧めるときに躊躇してしまうんだ。

 

 

反論されたり否定されることを極端に恐れてもいる。一度ダメと烙印を押されたら二度と信用してくれないのではないか、という思い込みもある。でも、反論されたり、期待と違うものを提供してしまったときは、ごめんなさい、と誠心誠意謝ればいい。これならどうかな?と違うものを提案することもできる。それでもダメならそれは自分の出会うべき人ではなかったのだ。その人の求めているものは他の所で提供してもらえる。自分は自分のものを好きと言ってくれる人に勧めればいい。

 

相手の喜ぶものを返さなきゃならない、提供しなきゃならないと過度なプレッシャーになって自分が発信できなくなったら元も子もない。

不安な時には、自分が提供したいものをどういう人に受け取って欲しいか詳しく説明してみよう。そうすれば欲しい人が受け取ってくれる。別に全員が受け取れるものを提供しなくてもいいんだ。

 

 

小さなことからやってみよう。損させてもいい、嫌われてもいいと思って。